恩塚 正二 展 | |||
2009年11月17日(火)〜11月29日(日) | |||
『楽しむこと』 「今ね、こんなん作ってんよ。それがもう我ながらいい出来で。うぉほっほっほ」 時折、恩塚さんにお電話するといつもこんな調子なのです。 そうなんだよな、作るってほんとは楽しくってしかたないことのはずだったのに。 いかん、いかん。 ちょっと自分を反省しながら電話を切って、少し元気をもらっていることにいつも 気づくのです。 アートって本当はそんな役割を持っていなげればいけない訳で、そういう意味では 恩塚作品はもうほんと折り紙つきです。 ご本人から、そのものですものね。 今回は器の作品なしの全くのオブジェでの展示になります。 陶、木、ブリキ、針金などを使ったさまざまな恩塚ワールドが大全開。人気のクモの巣とり棒も進化に進化を重ね、もはやクモの巣を 取れない領域にまで達しております。フトン針オブジェという謎のシリーズもあります。写真の作品は tanjobutsu(誕生仏)というタイトル のついた陶人形です。 見ているうちに身体がポカポカ暖まってくること間違いなし。是非、ご高覧ください。 おんづかしょうじ :1946 福岡県生まれ 1970 大阪芸術大学卒 絵画活動 1983 多治見工業高校窯業専攻科卒 美濃・多治見に築窯 1986 帰郷、田川市に築窯 <福岡県田川市在住> <展示風景> exhibition shop about contact top |
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