あらがう、白い器
2008年7月22日(火)〜8月3日(日)  


   『あらがうからこそ、生まれ出るもの』



  梶なゝ子、寺井陽子、宮部友宏、横山拓也。


   4人はそれぞれの土地で、既成の形にとらわれない自由な表現

   をされている陶芸家の方々です。


   「白い器」と言えば、使い勝手のいい食器の代表みたいなもの。


   日々、器という形の制約や土という素材の面倒さに 「あらがって」

   きた彼らに、その「白い器」をお願いしてみたら逆に面白いかもし

                                            れない。そんな思いつきが今回の企画の出発点でした。



毎日のなにげない風景に、あえて「あらがってみる」からこそ、生まれ出てくるものもあると思うのです。


それは、こぶしを振り上げて反抗するといった類いのものではなく、例えば、気ままな野良猫のような何ものにもとらわれない自由さ

だったりするかもしれません。


それぞれの解釈で生まれ出てくるであろう、食卓の上の小さな 非日常 への扉


どんな 「扉」 や 「野良猫」 がろば屋の空間に並ぶのか、今から少しわくわくしているのです。


*写真の作品 : 梶なゝ子・作、白磁碗







梶なゝ子(かじななこ):1976 京都市芸術大学陶磁器科卒 サボア・ヴィーブル(六本木)等で個展の他、ドイツ等海外でも制作発表 <滋賀県大津市在住>
      2006年「土の記憶 展」

寺井陽子(てらいようこ):1972 兵庫県生まれ 1996 京都市立芸術大学陶磁器専攻卒 山木美術(大阪)等で個展 <兵庫県川西市在住>
      2007年の個展

宮部友宏(みやべともひろ):1968 岐阜市生まれ 1994 愛知県立芸術大学卒 ギャラリー顕美子(名古屋)等で個展 <岐阜県岐阜市在住>
      2006年の個展

横山拓也(よこやまたくや):1973 横浜市生まれ 2000 多治見陶磁器意匠研究所修了 桃居(西麻布)等で個展 <岐阜県多治見市在住>
      *今回、初めてろば屋の企画にご参加くださいます




<展示風景>














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