樽見 浩 陶展 
2008年2月12日(火)〜2月24日(日) <18日、月曜休> 
  

    ろば屋では約3年ぶり3回目の個展です。



    樽見さんの作品は、一見自由奔放で豪快な感じもする


    のですが、朴訥(ぼくとつ)で素直な人柄がそのまんま


    滲み出ている、やさしいゆったりとした器のように思い


    ます。



    ろくろはスピード感があって、鉄をぱっと散らした織部


    の作品が多いのですが、必要以上に意匠に凝るような


    ことはせず、決して押し付けがましい感じを受けないの


    も私が好きなところです。






独立前、沖縄で約2年ほど制作する機会があり、そのせいか時折沖縄のモチーフが現れたりもします。


寒さの厳しい北の地で作陶されているのにもかかわらず、作品がゆったりおおらかなのは、そんな経験によるところもあるのでしょうか。



そしてそれもまた、樽見さんの樽見さんたる魅力となっているのだと思います。




ご本人自身についても、ここ1年ほどの間にいろいろとうれしい出来事があったようです。


私もその後の作品を見せていただくことをとても楽しみにしています。








樽見浩(TARUMI hiroshi): 1972 東京都生まれ 1992 文化学院陶磁器科 卒業 1992-95 茨城県笠間市「小林製陶所」勤務
                  1995-96 沖縄県渡嘉敷島にて従軍慰安婦慰霊モニュメント制作に参加 1998 山形県南陽市に築窯





<展示風景>












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