隣りの人がチャーシュー麺じゃなくメンマラーメンを頼んだ時「おっしぶいぜ」 と思う感覚に似ている。
トッピングの王道であるチャーシューやくんたまなどでなく、
ともすれば見過ごされてしまいがちな「メンマ」に注がれる深い
深い愛情とこだわり。
昼間っから蕎麦屋で酒を飲むとか、寿司屋で寿司を数個つま
んですっと立ち去るとか、そんな通ぶったこだわりとは違う、
密やかにうまいメンマを捜し歩く 「俺だけの世界」。
沖縄で伝統ある琉球張子の人形を主に制作している豊永さんですが、写真のようなオリジナルのゆるくてシュールな世界もまた秀逸。
思わず笑いが出て、いつの間にかその世界に引き込まれています。
「うわっはっはっ」 ではなく 「ぷぷぷー」 って感じ。
そして知らず知らずのうちに、これらが伝統工芸やアート作品である
まえに、まずは「玩具」である、ということを私たちに思い出させてくれ
るのです。
張子の他にも油絵や焼き物（オブジェ）、木彫などのいろんな楽しい
作品が並ぶ予定です。（メンマはありません） どうぞ、遊びに来てください。
豊永盛人（TOYONAGA morito）： 1976 沖縄県生まれ 1995 沖縄県立芸術大学彫刻科 入学 1998 アメリカに遊学 ：平成１６年度、１７年度日本民藝館展入選など
＜展示風景＞
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