荒木 珠奈 展 〔銅版画とオブジェ〕 | |||
2007年5月15日(火)〜5月27日(日) | |||
旅行ですっかりメキシコの虜になってしまった荒木さんは、その後都合約3年半の留学等によるメキシコ滞在で、油絵 や銅版画を学び、各地の村々を訪ね歩き、その経験を銅版画やインスタレーションといった形で表現してきました。 メキシコに行ったことのない私には、強い光の溢れる明るい国とか猥雑で活気に満ちた街や人々、といったイメージ しか情けないことに浮かんでこないのですが、荒木さんの作品を見ていると、素朴で慈愛に満ちたあたたかな空気感 がゆっくりと伝わってきて、何かとてもなつかしい気分にさせてくれます。そしてまた、豊潤な長い時を経た神聖な祭り を遠くから眺めてでもいるような、厳かな気持ちにもなってくるのは何故でしょうか。 今回はスペースの都合上、インスタレーションや映像作品はご覧いただけませんが、どこかユーモラスで楽しい立体 作品と銅版画によるろば屋初個展となります。 荒木珠奈(ARAKI tamana): 1970 東京都生まれ 1992 武蔵野美術大学短期大学部美術科専攻科修了 1993-95 メキシコ留学UNAM自治州立大学美術科にて、油画・銅版画を学ぶ 1997 武蔵野美術大学油絵学科版画コース卒業 2004-05 ポーラ美術振興財団在外研修員として、メキシコにて研修 exhibition shop about contact top |
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